毎年4月中・下旬から5月頃にお茶の生産が始まります。 茶葉は手摘、茶摘機などで摘みとられ、荒茶工へ素早く運ばれます。 |
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茶の葉を蒸気で蒸し、生葉にある酸化酵素の活動を止めて青臭さを除き、 この後の作業を楽にするために柔軟にします。 |
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蒸された茶の葉の表面の水分を急速に取り除きながら 室温程度まで冷やします。冷却すると葉緑素(緑色)が残ります。 |
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葉振いして短時間に表面水分を蒸発させます。 | |
撹拌したり揉んだりしながら熱風で乾かします。 煎茶特有の色調や風味はここで作られていきます。 |
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製茶工程の中で唯一熱を加えない工程です。揉み不足を補って形を整え、 茶の葉に力を加えて水分の均一をはかりながら揉みます。 |
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茶の葉を再び揉みながら熱風で乾かし、 整形されやすい水分率・形状に近づけていきます。 |
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茶の葉に熱と力を加え形を整えながら乾かします。 | |
精揉工程を終えた茶の葉は13%前後の水分を含みます。 保存しやすい水分量4%に乾燥させます。このお茶を荒茶といいます。 |