茶器はあらかじめお湯を入れ温めておき、茶碗のお湯はそのままさまし、湯ざまししたお湯として使います。 (適量の目安にもなります) 茶葉を計って急須に入れます。煎茶では茶葉の量は3人で大さじ2、湯温は横揺れして湯気が上がる程度の70℃前後。新茶や高級茶はそれよりもさました方が旨味が抽出できます。ふたをして1分から1分30秒程待ちます。(深蒸し茶の場合は30秒から1分程)お茶碗に少量ずつ注ぎまわします。つぎ始めは薄く後になる程濃くなるのでお茶の濃さが均等になるように注ぎまわします。お茶の葉の分量・湯量・湯温・品質によって多少違いが出てきます。旨味成分は60℃位で溶けはじめ渋味成分は80℃位で溶け出す性質があります。
家庭で水道水を用いて茶をいれる場合は、塩素ガスやカルキで殺菌されていることに注意します。まず一晩水道水を汲み置きし、その後三分間以上は煮沸させて適温までさまして使用するのが良いでしょう。 また、ミネラルウォーター等を使用する時は、硬度が高い水程お茶の滋味が淡白になり易いため軟水の物を使用してください。
お茶は温度や光線によって変質したり、他の匂いが移り易いたいへんデリケートな食品です。お茶の保管場所には冷暗所である冷蔵庫は好ましい所ですが、急激な温度変化により保存容器の表面に水滴がつくため、冷蔵庫から取出した場合はすぐ容器を開けず、常温に戻してから使いましょう。更に保存上の注意ですが、なるべく空気に触れさせないように一週間程度の量に小分けして、冷蔵庫内では他の食品の匂いが移らぬように茶缶に入れテープで密封して更にビニール袋に入れるのが良いでしょう。